自分がどれくらい運動不足になっているのかをチェック!
運動不足を感じていたとしても、普段習慣がなかなかなければ運動を始めることはなかなか難しいことでしょう。
場所や時間がなくてできないという人もいるかもしれませんが、自宅の中で好きな時間に体を動かすことができるものもあれば、個人に合わせた負荷の調整が可能なものもあります。
屋内でもできる運動不足解消方法を知り、メタボ解消を目指しましょう。
運動不足解消の前に、まずは自分がどれくらい運動不足になっているのかをチェックすることも大切です。
- 座っている時間が長い
- 歩くのが人よりもおそい
- よくつまずいたりする
- 階段を使うことなくエレベーターやエスカレーターを利用することが多い
- 坂道などでは息切れを感じる
- 休日は家で過ごすことが多い
など、このような項目に当てはまる人であれば、運動不足の可能性が高いといえます。
このような場合には、それを解消するために屋内でもできるエクササイズを行ってみると良いでしょう。
●脚あげ腹筋
まず最初に脚あげ腹筋です。
おなかを引き締めたいので腹筋をしたいけれども、体が起き上らないのでうまくできないという場合には足を動かす腹筋がお勧めです。
やり方はまず第一にあおむけで寝ころびます。
両手を横について体をささえましょう。
背中をぴったりと床につけたら、股関節とひざを90度に曲げて、両足を床から浮かせます。
膝の角度を変えないように気をつけながら、おしりを床から持ち上げて、膝が顔の前に来るまで足を持ちあげます。
持ち上げられるところまで動かしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻していきましょう。
この動作を繰り返すのが脚上げです。
やっている途中で両手で下腹部を触ってみると、筋肉が硬くなっているのがわかるでしょう。
これを確認しながら行うと意識しやすくなります。
おなかがなかなか意識しにくいという場合には、おなかを触りながら行ってみることをお勧めします。
●サイドレンジ
次にサイドレンジと呼ばれる方法です。
これは下半身全体を鍛えられるエクササイズです。
やり方はまず最初に足をそろえて立ちましょう。
両手を胸の前で組んでおきます。
上体をまっすぐにしたら右側に真横に一歩足を開き、つま先は正面を向くようにします。
股関節と膝をまげて体を下ろしていきますが、この時に出した脚の膝がつま先よりも前に出ないように十分に注意します。
横に出した膝を90度まで曲げることができたら、床を蹴り上げるようにして足を戻してもとの姿勢に戻していきます。
両足をそろえることができたら、今度は同じように左側へ一歩だして足を開いていきましょう。
この動作を5回ずつ繰り返し、動作をする際にはお尻を意識して行うとよいでしょう。
しっかりと股関節を曲げたら、おしりを後ろに突き出すとよりうまくできることでしょう。
●バーピージャンプ
最後にバーピージャンプと呼ばれる方法です。
筋トレにも慣れてきて、さらに全身をハードに鍛えたいという人にはお薦めのエクササイズと言えるでしょう。
まず最初に足をそろえて立ったらスクワットを行うように股関節と膝を曲げていきます。
床に両手をつけて、両手は肩幅よりも拳1個分ほど外側になるようにつきます。
動作をおこなう際には、背中は丸くならないように意識して行います。
床に両手をつけることができたら跳びはねて両足をうしろのほうへ移動させて腕立て伏せたような姿勢になります。
頭からかかとまでを一直線にしたまま肘を曲げて腕立て伏せを行いましょう。
肘をのばして腕立ての姿勢に戻ったら両脚で床を蹴って足を引き付けてしゃがんだ姿勢になります。
両手を頭上に挙げて垂直に戻し、この動作を10回繰り返してみましょう。
このような動きに慣れてきたら、そのほかの様々な動きもどんどん取り組んでいきましょう。