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税理士のブランド価値を高める!SNS発信の裏技と注意点

こんにちは!SNSマーケティングアドバイザーの松本由佳です。

みなさん、こんな悩みを抱えていませんか?「SNSやってみたけど、全然反応がない…」「堅い発信になりすぎて、自分らしさが出せない…」

実は、税理士さんこそSNSが強い味方になるんです。今日は私が電通時代から培ってきた経験を活かして、税理士さんのためのSNS活用法をお伝えしていきます。カジュアルに専門性を伝える、そんな”新しい税理士の在り方”を一緒に探っていきましょう!

SNSで税理士ブランドを高める基礎

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🔍 なぜ今、SNS?

「税理士×SNS」って、一見ミスマッチに感じるかもしれません。でも、それが逆に大きなチャンスなんです。

なぜなら、多くの税理士さんがSNSを避けているからこそ、始めるだけで差別化になるんですよ。私が支援している税理士の中には、SNSをきっかけに新規顧客が2倍になった方もいます。

SNS選びのポイント:どの媒体に注力すべき?

「とりあえずTwitter(X)始めてみました」

そんな感じでSNSを始める方、多いですよね。でも、ちょっと待ってください!各SNSには特徴があって、税理士さんに合う・合わないがはっきりしているんです。

以下が、私がおすすめする税理士向けSNSの特徴です:

【メディア別特性マップ】
LinkedIn ─→ 専門性重視、ビジネスパーソン向け
  │
  ├── Instagram ─→ ビジュアル重視、親しみやすさ
  │
  └── Twitter(X) ─→ 情報発信、双方向コミュニケーション

特に注目してほしいのがLinkedInです。ビジネスパーソンが集まるプラットフォームなので、税務相談のニーズが高い経営者との出会いが期待できます。

「個人感」と「専門性」を両立させるプロフィール設定

税理士さんのSNSプロフィールでよく見かけるのが、こんな感じ:


◆ よくある例 ◆

税理士事務所代表。相続・事業承継のスペシャリスト。

残念ながら、これは×です。

プロフィールこそ、あなたの人となりが伝わる大切な場所。専門性は大事ですが、それだけでは響きません。

ではどうすれば良いのか?ここで、私がアドバイスした税理士さんの事例をご紹介します:

【Before】
税理士事務所代表。相続・事業承継のスペシャリスト。

【After】
築地市場で15年働いた元仲卸が税理士に。
飲食店の確定申告のお悩み解決します🍜
休日は築地で食べ歩き。月1でお店の経営アドバイスも。

このように、経歴や趣味を組み合わせることで、専門性親しみやすさの両立が可能になります。

発信内容と実践テクニック

短文×具体例でフォロワーを引きつける方法

税理士さんの投稿でよくある失敗が、専門用語の羅列です。確かに正確な情報を伝えたい気持ちはわかります。でも、それでは読者に響きません。

代わりに、こんな投稿はいかがでしょう?

✖️ 所得税法上の給与所得控除額の改正により、
   給与収入が1,000万円超の場合の控除額が195万円に制限されました。

⭕️ 【裏技】手取りを増やす新常識!
   都内在住30代サラリーマンのAさん。
   「確定申告?面倒くさそう...」と避けていましたが、
   ちょっとした工夫で10万円も還付!(続く)

人物を設定し、具体的な金額を示すことで、読者の興味を引くことができます。

写真と動画の活用で「税金アドバイス」を見やすくするコツ

税務の説明って、文字だけだと重たく感じますよね。例えば、所得税の計算方法を説明する時、こんな工夫ができます:

【視覚的な説明例】
   ┌─────────────┐
   │ 収入金額    │
   └──────↓──────┘
   ┌─────────────┐
   │ 必要経費    │ ← 写真や図で
   └──────↓──────┘   具体例を示す
   ┌─────────────┐
   │ 課税所得    │
   └──────↓──────┘
   ┌─────────────┐
   │ 税額計算    │
   └─────────────┘

そこで効果的なのが、ビジュアルの活用です。

私がおすすめする「見やすい投稿」のポイントは:

  • 📱 スマホで見やすい文字の大きさ
  • 🎨 アイキャッチとなる画像の活用
  • 📊 グラフや表で数字を可視化

特に効果的なのが、ホワイトボードを使った説明動画です。難しい税務の話も、手書きで説明すると不思議と親しみやすくなるんです。

リスクと注意点

秘密保持とSNS拡散の境界線:どこまで情報を出せる?

SNSでの情報発信には、常にリスク管理が必要です。特に税理士の場合、顧客情報の取り扱いには細心の注意が必要です。

【情報発信の安全度】
⭐️⭐️⭐️ 一般的な税務知識
⭐️⭐️   事例(個人情報を完全に匿名化)
⭐️     具体的な取引や数字
×      顧客が特定できる情報

炎上防止のポイント:税理士がやりがちなNG投稿

⚠️ 要注意!以下のような投稿は絶対に避けましょう:

  • 特定の政策への強い意見
  • 他の税理士への批判
  • 確定申告期の愚痴
  • クライアントの業績に関する情報

代わりに、こんな投稿がおすすめです:

💡 おすすめの投稿パターン
・「よくある質問」への回答
・税務の基礎知識の解説
・確定申告の準備のコツ
・税理士の日常(オフィスの様子など)

実際に、神戸エリアでSNSを活用して顧客とのコミュニケーションを深めている事例もあります。

地域に根差した情報発信は、とても効果的なアプローチの一つですね。

> 関連リンク:税理士を神戸市でお探しなら濱田会計事務所へ

まとめ

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💡 実践ポイント

SNSは、税理士さんのブランド価値を高める強力なツールです。ポイントは:

  • 選択と集中: 全てのSNSではなく、自分に合うものを選ぶ
  • 個性の表現: 専門性だけでなく、人となりも伝える
  • 安全性重視: 情報発信には細心の注意を払う

最後に一言。完璧を求めすぎないことです。SNSは試行錯誤できる場。少しずつ、自分らしい発信スタイルを見つけていってくださいね。

【SNS活用アクションプラン】
Week 1: プロフィールの整備と最初の投稿
Week 2: 税務の基礎知識を3本投稿
Week 3: 画像付き投稿にチャレンジ
Week 4: フォロワーとの対話を始める

さぁ、明日からでも始められる「一歩」を踏み出してみませんか?