はじめまして、管理栄養士の結城美緒です。
病院の栄養科で10年勤務したあと、独立してフリーランスの健康コラムライターをしています。
わが家では、夫と小学生の子ども2人の合計4人で、大麦若葉ベースの青汁を5年ほど続けています。
最初は「家族全員が続けられるだろうか」と半信半疑でしたが、飲み方を工夫したことで、いまでは朝の当たり前になっています。
今日は、そんなわが家で定着している飲み方のパターンをまとめてご紹介します。
家族で続かない一番の理由は「飲み方の固定化」不足
栄養相談の窓口にいた頃、「青汁を買ったけれど続かなかった」という声を本当によく聞きました。
理由をたどっていくと、味そのものよりも、飲み方の工夫が足りなかったケースがほとんどでした。
- 水で溶くだけだと青臭さがそのまま残り、子どもが敬遠しやすい
- 毎日違う飲み方をしていると習慣として定着しない
- 家族の生活リズムがバラバラで、飲むタイミングを見失う
逆にいえば、家族に合った飲み方さえ決まってしまえば、続けるハードルは一気に下がります。
平日の朝は「牛乳割り」で固定
わが家で一番回転数が多いのが、朝食時の牛乳割りです。
粉末青汁1包を、冷たい牛乳150〜180mlに溶かすだけ。
抹茶ラテのような風味になって、青臭さがぐっと和らぎます。
「抹茶みたいで美味しい」と言いながら、子どもたちも毎朝コップを空にしてくれます。
牛乳のカルシウムやたんぱく質を一緒にとれるので、成長期の子どもにとっては栄養面でも心強い組み合わせです。
朝の慌ただしい時間は、シェイカーを使わなくてもさっと溶ける粉末タイプを選ぶと、洗い物のストレスまで減らせます。
休日はスムージー、夜は豆乳割り
休日の朝は少し時間に余裕があるので、フルーツを加えたスムージーに切り替えます。
- 無糖ヨーグルト 150g
- バナナ 1本
- 青汁 1包
- 豆乳または牛乳 100ml
ブレンダーにかけるだけで、家族4人分がすぐに完成します。
「ジュースみたい」と喜んで飲む子どもたちの姿が、休日の朝のちょっとした楽しみになっています。
一方で、夕食後のリラックスタイムには、夫と私で無調整豆乳の割りを楽しむこともあります。
豆乳のまろやかさが青汁の草感を包んでくれて、カフェインを控えたい夜の一杯にちょうどいいんです。
続くかどうかは「タイミングの固定化」で決まる
5年続けてきて実感しているのは、飲むタイミングを決めてしまうと習慣化がぐっと楽になる、ということです。
わが家では「朝食のトーストの後に牛乳割り」と決めていて、家族全員が意識しなくても自然と手が伸びる流れになっています。
もうひとつのコツが、個包装のスティックタイプを選ぶことです。
家族それぞれが自分のタイミングで取り出せますし、旅行や実家への帰省のときにも数本だけカバンに入れて持って行けます。
棚に並べておくだけで在庫管理も楽なので、忙しい主婦にはありがたい形状です。
栄養面のメリットも押さえておきたい
管理栄養士として気になっているのが、日本人の野菜摂取量が目標に届いていない現状です。
厚生労働省が示す1日の野菜摂取目標は成人で350g以上ですが、実際の平均摂取量は260g前後にとどまっています。
参考:農林水産省「野菜を食べようプロジェクト」
青汁はあくまで補助的な位置づけですが、大麦若葉には食物繊維が含まれており、日々の不足分を無理なく補う手段のひとつになります。
参考:e-ヘルスネット「食物繊維」
なお、ワーファリン(抗凝固薬)を服用中の方は、青汁のビタミンKが薬の作用に影響することが知られています。
持病があってお薬を飲んでいる方は、飲み始める前にかかりつけ医へ相談していただくと安心です。
もっと飲み方のバリエーションを広げたい人へ
わが家の定番3パターン以外にも、青汁と相性のいい組み合わせはたくさんあります。
プロテインやフルーツジュース、トマトジュース、リンゴ酢まで、意外なほど幅広い飲み方があるんですね。
私自身も参考にしているのが、日本薬健さんの公式コラムです。
青汁の飲み方を10パターンにまとめた紹介ページでは、それぞれの組み合わせのメリットや味わいの特徴が丁寧に解説されていて、「今日はこれを試してみようかな」というきっかけになります。
まとめ
家族で青汁を続けるコツは、突き詰めると次の2つに集約されます。
- 家族の好みに合う組み合わせを見つける
- 飲むタイミングを固定してしまう
この2つが揃うと、続かなかった青汁が、いつのまにか毎日の当たり前に変わっていきます。
まずは牛乳割りや豆乳割りといった王道パターンから始めて、休日はスムージーで気分転換。
少しずつ「わが家の飲み方」を広げていってみてくださいね。